田中艸太郎(読み)タナカ ソウタロウ

20世紀日本人名事典 「田中艸太郎」の解説

田中 艸太郎
タナカ ソウタロウ

昭和期の小説家,文芸評論家 文芸誌「城」主宰;佐賀女子短期大学名誉教授。



生年
大正12(1923)年9月22日

没年
平成5(1993)年12月10日

出生地
佐賀市

出身地
旧朝鮮

本名
田中 寿義雄(タナカ スギオ)

学歴〔年〕
京城高商卒

主な受賞名〔年〕
佐賀県芸術文化賞(昭57年度)

経歴
昭和18年学徒出陣し、20年佐賀に復員。佐賀県立図書館を経て、佐賀県教育庁に勤務。県立九州陶磁文化館館長を経て、佐賀女子短期大学教授に就任。西日本三十人委員のメンバーでもある。この間、22年「九州文学」同人となり、また「未知派」「城」などを創刊著書に短編集「半・真実」、小説マルスの顔」、評論「下村湖人論」「地方在住作家・芸術家についての覚書」「火野葦平論」「こをろの時代」「文学と人間」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田中艸太郎」の解説

田中艸太郎 たなか-そうたろう

1923-1993 昭和時代後期の小説家,評論家。
大正12年9月22日生まれ。京城高商在学中に学徒出陣し,戦後,郷里の佐賀にかえる。県立図書館などに勤務のかたわら執筆し,「九州文学」に参加。「未知派」「城」の創刊にくわわった。平成5年12月10日死去。70歳。本名は寿義雄。小説に「マルスの顔」,評論に「火野葦平論」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「田中艸太郎」の解説

田中 艸太郎 (たなか そうたろう)

生年月日:1923年9月22日
昭和時代の小説家;評論家。佐賀女子短期大学教授
1993年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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