田中鶴翁(読み)たなか かくおう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田中鶴翁」の解説

田中鶴翁 たなか-かくおう

1782-1848 江戸時代後期の茶人。
天明2年生まれ。大坂で醸造業をいとなむかたわら,売茶翁(ばいさおう)の煎茶の流儀をしたい,花月庵流という煎茶の一派をおこす。天保(てんぽう)3年平田篤胤(あつたね),大窪詩仏,谷文晁(ぶんちょう)らをまねいて茶会をひらいた。嘉永(かえい)元年死去。67歳。名は元長。字(あざな)は倹徳。別号に花月庵,養老軒,菊井館。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の田中鶴翁の言及

【煎茶道】より

…
[家元の誕生]
 こうした煎茶隆盛を背景に現れたのが,独立した煎茶家,いわゆる煎茶道家元の誕生である。大坂で醸造業を営み,のち売茶翁の風雅にあこがれ,煎茶家として独立したのが田中鶴翁(1782‐1848。花月菴鶴翁と号した)である。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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