田社(読み)デンシャ

デジタル大辞泉 「田社」の意味・読み・例文・類語

でん‐しゃ【田社】

古代神田御刀代みとしろ)を与えられていたが、神祇官神名帳に記録されていない神社

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精選版 日本国語大辞典 「田社」の意味・読み・例文・類語

でん‐しゃ【田社】

  1. 〘 名詞 〙 神祇官の神名帳に記載されていない神社で、修造にあてる御戸代(みとしろ)を有するもの。みたのやしろ。
    1. [初出の実例]「未官帳入田社事」(出典皇太神宮儀式帳(804))

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普及版 字通 「田社」の読み・字形・画数・意味

【田社】でんしや

田の神を祀るところ。魏・曹植〔社頌の序〕田は則ち一州の膏腴(かうゆ)、桑は則ち天下の甲第なり。故に此の桑を封じて、以て田と爲す。

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