由利滴水(読み)ゆり てきすい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「由利滴水」の解説

由利滴水 ゆり-てきすい

1822-1899 幕末-明治時代の僧。
文政5年4月8日生まれ。臨済(りんざい)宗。備前岡山曹源寺の儀山善来,京都要行院の義堂昌碩(しょうせき)にまなび,文久3年(1863)天竜寺西堂となる。明治4年天竜寺派管長。幕末に焼失した同寺の再建につとめた。29年再度管長に就任。明治32年1月20日死去。78歳。丹波何鹿(いかるが)郡(京都府)出身本姓上田。法名は宜牧(ぎぼく)。姓は由理ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android