儀山善来(読み)ぎさん ぜんらい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「儀山善来」の解説

儀山善来 ぎさん-ぜんらい

1802-1878 江戸後期-明治時代の僧。
享和2年生まれ。備前(岡山県)の臨済宗(りんざいしゅう)曹源寺の太元孜元(たいげん-しげん)に師事し,その法をつぐ。京都妙心寺,和泉(いずみ)(大阪府)南宗寺住持をへて曹源寺にかえった。明治11年3月28日死去。77歳。若狭(わかさ)(福井県)出身。著作に「儀山和尚語録」。俗姓は後。諡号(しごう)は仏国興盛禅師。
格言など】生死を去来するに 千村万界なり 端的を見んと要すれば 水月空華なり(遺偈(ゆいげ))

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android