日本歴史地名大系 「甲島」の解説
甲島
かぶとじま
岩国市
「玖珂郡志」はこの島を「高廿七八間、廻リ十七八丁、寛文七、海上巡見上使ニハ、東西三丁、南北二丁卅間、西南ノ方周防、東北ノ方安芸領、俗ニ是ヲ鉢割ト云」と記す。中央の山は
近世は由宇村所属というわけではなかったらしく、同書には「由宇組ノ内ナリトテ、海土路辺ヨリ柴草ヲ取ト雖、柱島モ岩国ノ庄ニ属セリ、マシテ甲島・姫ケ子島ハ岩国ノ沖ナル故、岩国ノ属島ナルベケレドモ、柱島、由宇組ノ支配ナレバ」とあり、玖珂組の内として
甲島
かぶとじま
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報