甲斐隆春(読み)かい りゅうしゅん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「甲斐隆春」の解説

甲斐隆春 かい-りゅうしゅん

1774-1833* 江戸時代後期の和算家
安永3年生まれ。甲斐隆豊の子。肥後熊本藩士。長崎,大坂,久留米(くるめ)など各地を遊学し,寛政3年藩の算学師範となる。没後,養子の隆義(りゅうぎ)が跡をついで師範をつとめた。天保(てんぽう)3年閏(うるう)11月25日死去。59歳。通称は優。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android