大辞林 第三版の解説
えどころ【画所・絵所】
① 平安時代、画工司えだくみのつかさに代わって置かれ、朝廷で絵画のことをつかさどった役所。別当(長官・五位の蔵人)の下に、預あずかり・画師えしが属し、屛風絵・障子絵や衣服の模様などを描いた。鎌倉時代には春日神社・住吉神社・興福寺などの社寺が、また、室町中期以降には室町・江戸各幕府もこれにならって置いた。
② ① に属する絵師。