礼金(読み)レイキン

精選版 日本国語大辞典 「礼金」の意味・読み・例文・類語

れい‐きん【礼金】

  1. 〘 名詞 〙 謝礼として出す金銭。謝金。礼銀。
    1. [初出の実例]「五間口淋しき月にその名をうる〈信章〉 松を證拠に礼金の秋〈信徳〉」(出典:俳諧・桃青三百韻附両吟二百韻(1678))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

不動産用語辞典 「礼金」の解説

礼金

マンションアパート等を借りる契約を締結する時に、契約の謝として家主に支払うものです。
礼金は、契約終了時に返還されません。
慣習として行われているものであり、地域により違います。
関東では、家賃の2ヵ月、関西では、礼金がなく、敷引という制度になります。
敷金が家賃の5~10ヵ月となり、退去するときに数ヶ月分を敷引く仕組みです。
「敷引」分が実質「礼金」に相当しています。

出典 不動産売買サイト【住友不動産販売】不動産用語辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の礼金の言及

【権利金】より

…宅地,家屋の賃貸借契約にあたって,賃料,敷金のほかに賃借人から賃貸人に支払われる金銭をいう。礼金,みやげ金ともいわれる。ただし,権利金の授受は地代家賃統制令(1986年末に廃止され失効)の適用を受ける土地・家屋については禁じられていた。…

※「礼金」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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