畠山義純(読み)はたけやま よしずみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「畠山義純」の解説

畠山義純 はたけやま-よしずみ

1176-1210 鎌倉時代の武将
安元2年生まれ。足利義兼(よしかね)の長男新田義兼の娘と結婚して岩松二郎と称したが,畠山重忠(しげただ)が北条時政に討たれると,重忠の妻(時政の娘,政子の妹)と再婚。重忠の旧領をあたえられて畠山氏を称し,源姓畠山氏の祖となった。承元(じょうげん)4年10月7日死去。35歳。通称は足利太郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の畠山義純の言及

【畠山氏】より

…(1)平安末・鎌倉初期の関東豪族(図)。桓武平氏。秩父重弘の子重能(しげよし)が武蔵国畠山荘(埼玉県大里郡江南町付近)の荘官となって畠山氏をおこし,一時源義朝に属した。重能の子畠山重忠は,源頼朝の挙兵にあたり,平氏に味方したが,まもなく頼朝に帰順し,有力御家人となり,同国菅谷(比企郡嵐山町菅谷)に居館を構えた。しかし1205年(元久2)子重保が平賀朝雅と争ったことから,一族とともに北条時政に誘殺され,家が絶えた。…

※「畠山義純」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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