異方(読み)コトカタ

精選版 日本国語大辞典の解説

い‐ほう ‥ハウ【異方】

〘名〙
風俗習慣の違う遠い地方。また、外国。
※本朝文粋(1060頃)一四・清慎公奉為村上天皇修諷誦文〈菅原文時〉「故異方之声無厭」 〔李陵‐答蘇武書〕
電気伝導、光の屈折膨張など、物体の物理的性質が方向によって異なること。結晶体の特質としてみられるほか、ゆがんだ物体、電場や磁場に置かれた物体などにもみられる。異方性

こと‐かた【異方】

〘名〙 別の所。別室、または別の家。また、別の人。
※枕(10C終)九〇「ことかたより入りて、女房のもとによりて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

COVID-19

2019年末に発生した新型コロナウイルス感染による症状の名称。コロナウイルス(Coronavirus)と病気(Disease)の短縮形に、感染が報告され始めた2019年を組み合わせ、20年2月11日に...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android