(読み)ホウ

デジタル大辞泉 「疱」の意味・読み・例文・類語

ほう【疱】[漢字項目]

[音]ホウハウ)(漢)
皮膚にできる水泡状のでき物。「疱疹ほうしん疱瘡ほうそう水疱膿疱のうほう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「疱」の読み・字形・画数・意味


10画

[字音] ホウ(ハウ)
[字訓] とびひ

[字形] 形声
声符は(包)(ほう)。水泡のできる病。慧琳の〔一切経音義、七〕に引く〔桂苑珠叢〕に、「人面上、熱氣の生ずるの瘡を疱と名づく」とみえる。

[訓義]
1. とびひ。
2. もがさ、疱瘡天然痘

[古辞書の訓]
名義抄〕疱 モガサ・ハル 〔立〕疱 ツハクメリ・モカサ・ツハクム・ホトメク

[熟語]
疱疹・疱瘡
[下接語]
水疱・膿疱

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android