デジタル大辞泉 「慧琳」の意味・読み・例文・類語 えりん〔ヱリン〕【慧琳】 [737~820]中国、唐代の僧。梵語ぼんごや訓詁学などに通じ、「一切経音義(慧琳音義)」100巻を著した。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「慧琳」の意味・読み・例文・類語 えりんヱリン【慧琳】 中国、唐代の僧。西域の疎勒国(そろくこく)(=カシュガル)の生まれ。インドの語学に通じ、またさらに、中国古典の訓詁(くんこ)、音韻を研究して、「一切経音義(慧琳音義)」を著わした。(七三七‐八二〇) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「慧琳」の解説 慧琳 えりん 1715-1789 江戸時代中期の僧。正徳(しょうとく)5年5月1日生まれ。真宗大谷派。慧然にまなぶ。明和2年師のあとをつぎ,学寮(のちの高倉学寮)の講師となる。安永3年浄土真宗の公称を実現するため江戸で折衝にあたった。「無量寿経貫綜記」など著作もおおい。寛政元年5月25日死去。75歳。伊勢(いせ)(三重県)出身。字(あざな)は抱玉。号は亀陵,仏乗房。法名は恵琳とも。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の慧琳の言及 【一切経音義】より …中国,経律論の難読難解字および音訳漢字に対する音注義注の書で,玄応(げんのう)著(7世紀半ば)と慧琳(えりん)著(810)の2種がある。玄応は文字大徳として玄奘(げんじよう)の訳場に列した。… ※「慧琳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by