…一方,狭義の病理学は,形態の変化から機能のひずみを推察し,病気の本態をとらえようとする病理形態学を指す(この立場を明確にするには形態病理学というべきである)。 一般に,狭義の病理学は,病理解剖学とも呼ばれているように,病死体の解剖をもって始まり,解剖を通じて病気の原因を追究する学問といわれてきた。病理解剖が,すなわち人体医学の研究そのものであった時代には,病理解剖学は広義の病理学でありえたが,病理学の歴史的発展の過程で,研究手段の進歩とともに,細菌学,生化学,免疫学などが分化し,独立の分野をつくっていき,病理学がしだいに形態の分野だけに限定されて狭義の病理学=病理形態学となったわけである。…
※「病理解剖学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新