共同通信ニュース用語解説 「「痛惜の念」の表明」の解説 「痛惜の念」の表明 韓国の盧泰愚ノ・テウ大統領は1990年5月の訪日前に、前任の全斗煥チョン・ドゥファン大統領が日本を訪れた際に昭和天皇が日韓間の不幸な歴史に対して「遺憾の意」を表明したことに触れ、自身の訪日時に日本側から明確な謝罪があれば天皇陛下(現上皇さま)の訪韓招請問題は解決できるとの認識を示していた。陛下は盧大統領を招いた宮中晩さん会で「わが国によってもたらされた不幸な時期に、貴国の人々が味わわれた苦しみを思い、私は痛惜の念を禁じ得ません」と言及。韓国側要求に一定の配慮をした形となった。(ソウル共同)更新日:2020年3月31日 出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報 Sponserd by