発軔(読み)ハツジン

デジタル大辞泉の解説

はつ‐じん【発×軔】

歯止めを取り除いて車を動かすこと。旅立つこと。
「あるじに明朝の―を告げたり」〈鴎外訳・即興詩人
物事を始めること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

はつじん【発軔】

( 名 ) スル
〔「 軔 」は車の回転を止める木〕
車止めをはずして車を動かすこと。転じて旅立つこと。かどで。 「霞亭-の日には母子が告別に帰つて来た/北条霞亭 鷗外

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

はつ‐じん【発軔】

〘名〙 (「軔」は車の歯止め)
① 歯止めを取り去って車を動かすこと。また、転じて旅立つこと。出立すること。かどで。
※航米日録(1860)一「十八日、晴、巳牌後発軔」 〔楚辞‐離騒〕
② 物事をはじめること。仕事などに着手すること。発端。また、はじめて仕官すること。〔朱熹‐斎居感興詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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