登山用につくられた靴。日本ではわらじ,地下足袋,長靴などが登山に用いられていたが,ヨーロッパからの登山技術の導入により専門靴が発達した。1955年ころまでは牛の茶利皮を表革に用いた革底にクリンカー,ムガー,トリコニーなど滑り止めとしてくふうされた各種の鋲を打った鋲底靴(ナーゲル)が一般的に用いられていたが,アイゼンや岩登り専用靴の発達,ゴム底靴の発達により現在ではほとんど姿を消し,目的に応じた靴が発達した。ハイキングなどに用いられる軽登山靴(例としてキャラバン・シューズ)は布または革製の軟底靴が多く,一般登山用には牛皮でイタリアのビブラム社などに代表される滑り止めのパターンをもつゴム底靴が多く用いられる。また岩登り専用靴はクレッター・シューズと呼ばれ,ヨーロッパではフェルト底も用いられるが,日本では雨が多いため用いられず,靴幅が狭くフリクション効果を考えて側面にもラバーをはった,ゴム底で軟底の靴が考案されている。厳冬期や海外遠征用には保温効果を考えてインナー・ソールのある2重,3重構造の靴が考案されている。スキー靴との兼用靴もあるが,ゲレンデスキーが盛んな現在ではあまり用いられていない。また革製でなく,スキー靴と同じくプラスチック製のものも考案され,耐久性,防水性に優秀な効果をあげている。
執筆者:徳久 球雄
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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