白だも(読み)シロダモ

デジタル大辞泉 「白だも」の意味・読み・例文・類語

しろ‐だも【白だも】

クスノキ科の常緑高木。暖地山野に生え、葉は楕円形裏面が白い。秋の終わりごろ、黄褐色小花が群がってつき、翌年の秋に楕円形の赤い実がなる。しろたぶ。

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精選版 日本国語大辞典 「白だも」の意味・読み・例文・類語

しろ‐だも【白だも】

  1. 〘 名詞 〙 クスノキ科の常緑高木。本州の山形・宮城県以西、四国、九州の山野に生え、防風林として植栽もされる。高さ一〇メートルに達する。樹皮は紫褐色。若枝や若葉には黄褐色の細毛がある。葉は柄があり、枝先に密に互生する。葉身は長さ六~一八センチメートルの長楕円形で裏面は粉白色を帯びる。雌雄異株。秋、葉腋に黄白色の小花がむらがって咲く。果実は径約一センチメートルの楕円形で翌年の秋に紅熟する。材は細工・薪炭用。種子から油をとり蝋燭(ろうそく)をつくる。しろたぶ。たまがら。《 季語・秋 》 〔物品識名(1809)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「白だも」の解説

白だも (シロダモ)

学名Neolitsea sericea
植物。クスノキ科の常緑高木

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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