白井二郎(読み)シライ ジロウ

20世紀日本人名事典 「白井二郎」の解説

白井 二郎
シライ ジロウ

明治・大正期の陸軍中将



生年
慶応3年6月11日(1867年)

没年
昭和9(1934)年9月3日

出身地
長門国(山口県)

学歴〔年〕
陸士卒,陸大卒

経歴
明治20年陸軍歩兵少尉に任官。陸軍大学校教官を経て、日露戦争では第3軍参謀として出征、旅順攻囲戦、奉天会戦を戦う。のち侍従武官、45年歩兵第28旅団長、大正2年歩兵第6旅団長、4年朝鮮総督付武官、5年歩兵第40旅団長などを歴任。同年8月中将となり、旅順要塞司令官を務め、7年第8師団長に就任。10年予備役に編入となる。退役後は、国華徴兵保険会社の名誉顧問となった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「白井二郎」の解説

白井二郎 しらい-じろう

1867-1934 明治-大正時代軍人
慶応3年6月11日生まれ。陸軍大学校教官,日露戦争での第三軍参謀,侍従武官,歩兵第六旅団長などを歴任。大正5年陸軍中将。昭和9年9月3日死去。68歳。長門(ながと)(山口県)出身。陸軍大学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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