白城遺跡(読み)はくじょういせき(その他表記)Bai-cheng

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「白城遺跡」の意味・わかりやすい解説

白城遺跡
はくじょういせき
Bai-cheng

中国黒竜江省阿城県城の南方約 2kmにある金代の遺跡。金朝 (1115~1234) 前期の首都である上京会寧府の遺跡で,敗城とも書かれる。その名の起源,意味とも未詳。L字形の土城に囲まれ,西壁は 3km強,北壁は 1.5km,南壁は 2kmあって,南城と北城に分れている。城壁の外面には約 100mごとに円形の凸角が築かれ,また城門址も残っている。宮殿址とみられるものは南城にあって,多くの建築物の遺構が残存する。内部からは数多くの建築物付属品や装飾品,金や宋の貨幣,金の鏡,銅容器,銅印,玉器,ガラス器,仏像,小銅像などが出土する。 1923,24年に V.トルマチョフによってその全貌が発掘調査された。

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