白灯蛾(読み)シロヒトリ

デジタル大辞泉 「白灯蛾」の意味・読み・例文・類語

しろ‐ひとり【白灯蛾】

ヒトリガ科の昆虫全体白色のガで、腹部両側に赤色紋の列がある。夏に発生し、灯火に飛んでくる。幼虫は黒い長毛に覆われ、モクモク毛虫・くま毛虫とよばれる。

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関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「白灯蛾」の意味・読み・例文・類語

しろ‐ひとり【白灯蛾】

  1. 〘 名詞 〙 ヒトリガ科のガ。はねの開張約六センチメートル。全身白色で腹部側面に赤い斑紋がある。夏、発生し灯火にも飛来する。幼虫はイタドリタンポポなど多くの雑草を食べる。黒地に黒毛の生えた老熟幼虫が路上を歩く姿をよく見かける。日本各地のほか、シベリア朝鮮、中国に分布近縁種に有害なアメリカシロヒトリクワゴマダラヒトリなどがある。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「白灯蛾」の解説

白灯蛾 (シロヒトリ)

学名Spilosoma niveum
動物。ヒトリガ科のガ

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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