白神一丁目(読み)しらかみいつちようめ

日本歴史地名大系 「白神一丁目」の解説

白神一丁目
しらかみいつちようめ

[現在地名]中区大手おおて町一丁目

広島城大手門から南へ城下町の基線をなす通り筋の北端に位置する。南の白神二丁目との間は山陽道が東西に走る。東は紙屋かみや町、西は細工さいく町。白神組に属した。藩への使者などの宿泊所にあてる御客屋(本陣)は、城下の大町人の居宅があてられていたが、寛文末ないし延宝初めの頃、藩は当町万屋某の宅を買上げて御客屋とし、脇本陣も安永四年(一七七五)町内の酒造家海老屋の居宅を藩有として用いたという。明和六年(一七六九)絹座、文化九年(一八一二)唐物改所が町内に置かれ、それらに関係し城下第一の呉服屋と称された富士屋があった(知新集)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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