白躑躅(読み)シロツツジ

デジタル大辞泉 「白躑躅」の意味・読み・例文・類語

しろ‐つつじ【白躑躅】

白い花をつけるツツジ 春》
かさねの色目の名。表は白、裏は紫。春に用いる。

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精選版 日本国語大辞典 「白躑躅」の意味・読み・例文・類語

しろ‐つつじ【白躑躅】

  1. 〘 名詞 〙
  2. リュウキュウツツジのうち特に花色の白いものをいう。花を白躑躅(はくていちょく)といい薬用とし、猫に噛まれた時に効くという。また、サツキなどの白花品の俗称としても広くいう。しらつつじ。《 季語・春 》 〔本草和名(918頃)〕
  3. (かさね)色目の名。表が白で、裏が紫のもの。春に用いる。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「二月〈略〉岩躑躅〈表紅、裏紫〉白つつし〈表白、裏紫〉」(出典:胡曹抄(1480頃))
  4. 植物りょうぶ(令法)」の異名

しら‐つつじ【白躑躅】

  1. 〘 名詞 〙しろつつじ(白躑躅)
    1. [初出の実例]「風速の美保の浦廻の白管仕(しらつつジ)見れどもさぶし無き人おもへば」(出典万葉集(8C後)三・四三四)

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動植物名よみかた辞典 普及版 「白躑躅」の解説

之呂都々之 (シロツツジ)

植物。白い琉球躑躅の別称

白躑躅 (シロツツジ)

植物。白い琉球躑躅の別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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