白金台町二丁目(読み)しろかねだいまちにちようめ

日本歴史地名大系 「白金台町二丁目」の解説

白金台町二丁目
しろかねだいまちにちようめ

[現在地名]港区白金台一丁目・白金しろかね二丁目

目黒不動(現目黒区)へ向かう道に沿う両側の年貢町屋。東と北は白金村・今里いまざと村百姓入会地および白金台町一丁目、西は前掲入会地および正源しようげん寺、南は同入会地および白金台町三丁目。町の起立などは同一丁目に同じ。町内間数は南側が東西表六一間余・裏幅五三間余、南北は奥行が東方二二間余・西方二一間余。北側が東西表六五間余・裏幅七六間余、南北は奥行が東方二一間余・西方二二間余。二千八三二坪。反別九反余。文政一一年(一八二八)の家数六九、うち家持五・家主六・地借一・店借五七。


白金台町二丁目
しろかねだいまちにちようめ

[現在地名]港区白金台三―五丁目

明治五年(一八七二)白金台町六―十一丁目に北西の旧武家地、讃岐高松藩松平家下屋敷・幕臣邸地など、南の妙円みようえん寺を加えて成立した町。江戸時代の同名町は町域に含まれない。高松藩下屋敷は寛文四年(一六六四)拝領(東京市史稿)。付近は白金長者の防塁跡と伝えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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