白鳥 由栄
シラトリ ヨシエ
昭和期の犯罪者 脱獄王。
- 生年
- 明治40(1907)年7月31日
- 没年
- 昭和54(1979)年2月24日
- 出生地
- 青森県
- 学歴〔年〕
- 小学校卒
- 経歴
- 幼時に父親と死別し、豆腐屋の養家に育つ。昭和11年、21年に、青森と北海道砂川で2つの殺人事件を犯し、無期懲役と懲役20年の刑に処せられた。しかし、看守の過酷な取り扱いに抗議し、報復するため、難攻不落と言われた網走刑務所をはじめ、4つの刑務所を次々に脱獄し、世間を驚かせた。府中刑務所に服役後は模範囚となり、36年12月仮出所した。吉村昭「破獄」のモデルといわれ、他に斎藤充功「脱獄王―白鳥由栄の証言」などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
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白鳥由栄 しらとり-よしえ
1907-1979 昭和時代の脱獄囚。
明治40年7月31日生まれ。昭和11年盗みでつかまるが,青森刑務所を脱獄。ほどなく捕らえられ,準強盗殺人罪などで無期懲役となる。秋田,網走の刑務所をつぎつぎと脱獄。21年殺人罪で死刑判決(2審で懲役20年)をうける。翌年札幌刑務所を脱獄。のち逮捕され,36年仮出所。昭和54年2月24日死去。71歳。青森県出身。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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白鳥 由栄 (しらとり よしえ)
生年月日:1907年7月31日
昭和時代の脱獄囚
1979年没
出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報
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