破獄(読み)ハゴク

デジタル大辞泉 「破獄」の意味・読み・例文・類語

は‐ごく【破獄】

[名](スル)囚人牢獄ろうごくを破って脱走すること。牢破り脱獄
[補説]書名別項。→破獄
[類語]脱獄脱牢破牢牢破り牢抜け

はごく【破獄】[書名]

吉村昭小説主人公佐久間清太郎は、4度の脱獄を成功させた実在受刑者白鳥由栄モデル。「世界」誌に昭和57年(1982)から昭和58年(1983)にかけて連載単行本は昭和58年(1983)刊行。第36回読売文学賞・第35回芸術選奨文部大臣賞(文学部門)受賞

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関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「破獄」の意味・読み・例文・類語

は‐ごく【破獄】

  1. 〘 名詞 〙 囚人が牢獄を破って脱走すること。脱獄。牢破り。〔布令字弁(1868‐72)〕

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