皇大神宮神社(読み)こうたいじんぐうじんじや

日本歴史地名大系 「皇大神宮神社」の解説

皇大神宮神社
こうたいじんぐうじんじや

[現在地名]大村市西本町

内田うちだ川の河口部に鎮座。古くは大神宮と称した。祭神は天照皇大神・豊受大神・天手力男命・万幡豊秋津姫命・瓊瓊杵命・天児屋根命・天太玉命。旧郷社。かつては竹松たけまつ小路口おろぐちに祀られ、享保一四年(一七二九)社殿焼失。宝暦四年(一七五四)大村藩八代藩主大村純保が大村城下の町に移したが(大村郷村記)、伊勢神宮の式年遷宮の古用材をもって造営したという。天保一二年(一八四一)一一代藩主大村純顕が海辺を埋立て移転した(現在地)境内は一九間四面で、祭祀料として銀一八匁が給された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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