皮内注射(読み)ヒナイチュウシャ

デジタル大辞泉 「皮内注射」の意味・読み・例文・類語

ひない‐ちゅうしゃ【皮内注射】

皮内薬物を少量注射する方法ツベルクリン反応やアレルギー診断、ワクチン予防接種などに用いられる。

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精選版 日本国語大辞典 「皮内注射」の意味・読み・例文・類語

ひない‐ちゅうしゃ【皮内注射】

  1. 〘 名詞 〙 一般に治療のためにではなく、検査感染症予防目的でワクチン・血清などを皮内に少量注射する方法。皮下注射よりも免疫的に有効度が高い。ツベルクリン注射、脳炎のワクチンの予防接種などに用いる。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「皮内注射」の意味・わかりやすい解説

皮内注射
ひないちゅうしゃ

注射

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世界大百科事典(旧版)内の皮内注射の言及

【注射】より

…また,針によらず,高圧で直接皮下に薬剤を注入するジェット注射器も開発され,主として予防接種に用いられている。
[注射の種類]
 注射には,皮内注射,皮下注射,筋肉注射,静脈注射の4種がある。(1)皮内注射 皮膚の表皮と真皮の間への注射で,吸収は遅く,薬剤の量も0.1ml以下と少量しかできない。…

※「皮内注射」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」