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皮膚反射 ひふはんしゃ skin reflex

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

皮膚反射
ひふはんしゃ
skin reflex

皮膚に加えられた刺激によって皮膚または他の器官に起る反射をいう。たとえば腹壁の皮膚をこすると腹壁筋が収縮したり (腹壁反射) ,足の裏をこすると足を縮める屈曲反射が起る。これらの反射は反射中枢が脳 (皮質) にあり,ここに反射弓 (反射の経路) が構成されて起ると考えられている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

皮膚反射
ひふはんしゃ

皮膚の刺激によって引き起こされる反射をいう。皮膚および皮下組織には触覚、圧覚、温度感覚、痛覚などの受容器があって、これらからの求心性線維は、いずれも介在ニューロンを経て、運動ニューロンシナプス接続をしている。皮膚神経に刺激が加えられると、一般的には屈曲反射(屈筋反射)がおこるが、その刺激部位に特有な反射運動がおこることもある。たとえば、足底の皮膚を刺激すると、足指は刺激側(かかとや足底)に向かって曲がるなどである。皮膚反射の働きは、皮膚に接触する外界の物と関連づけて身体運動を反射的に調節することにあるが、同じ皮膚刺激が屈曲反射をおこすか、その部位に特有な反射をおこすかは、主として脳からの信号によって、介在ニューロンのレベルで選択される。[鳥居鎮夫]

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世界大百科事典内の皮膚反射の言及

【姿勢】より

…(4)皮膚からの反射 体の片側の皮膚を押すと,頭をその側に曲げ,その側の前後肢は伸展し,反対側の肢は屈曲する。これは,横にねた位置からそのまま立ち上がったときの姿勢に相当する(これを皮膚反射という)。
[動的反射]
 (1)三半規管からの反射 体を回転するとき,または落下のとき(耳石からかもしれない)に,その回転,落下方向に,目,頭,四肢が急激に動く(これを前庭反射という)。…

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