盆小屋(読み)ボンゴヤ

デジタル大辞泉 「盆小屋」の意味・読み・例文・類語

ぼん‐ごや【盆小屋】

盂蘭盆うらぼんのとき、竹や麦わらなどでつくって子供たちがこもる小屋。盆のあとで焼く。長崎県徳島県などで行われていた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 盆行事 名詞

精選版 日本国語大辞典 「盆小屋」の意味・読み・例文・類語

ぼん‐ごや【盆小屋】

  1. 〘 名詞 〙 西日本で、盆に竹や麦わらなどで作って、少年達のこもる小屋。あとで焼いてしまう地方が多い。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「盆小屋」の意味・わかりやすい解説

盆小屋【ぼんごや】

行事の一つ四国九州地方で行われる。12〜13歳の子どもたちが盆に家の付近に竹や藁(わら)で仮小屋を立て,精霊棚を祭り餅(もち)などを供えて籠(こも)り,遊んだり寝たりする。最後に火をかけて焼くのは正月左義長と同じである。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android