盗み取る(読み)ヌスミトル

デジタル大辞泉 「盗み取る」の意味・読み・例文・類語

ぬすみ‐と・る【盗み取る】

[動ラ五(四)]盗んで自分のものとする。「金を―・る」「芸を―・る」
[類語]盗む取るかすめる掠め取るかっぱらう手を掛ける盗み窃盗盗用

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「盗み取る」の意味・読み・例文・類語

ぬすみ‐と・る【盗取】

  1. 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙 盗んで自分のものとする。ぬすむ。
    1. [初出の実例]「右馬頭の君は、もとの妻をぬすみとりてなん、ある所にかくれゐ給へる」(出典:蜻蛉日記(974頃)下)
    2. 「白山の衆徒窃に神輿を盗取奉りて」(出典:延慶本平家(1309‐10)一本)

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