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掠める カスメル

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デジタル大辞泉の解説

かす・める【×掠める】

[動マ下一][文]かす・む[マ下二]
すきをうかがって、すばやく盗む。「財布を―・める」
人の見ていないすきに、こっそり何かをする。「上役の目を―・めてサボる」
すれすれに通り過ぎる。かする。「ツバメが軒先を―・めて飛ぶ」
思いなどがちょっと現れてすぐ消える。よぎる。「不安が脳裏を―・める」
ほのめかす。
「あらはに言ひなさで、―・め愁へ給ふ」〈・東屋〉

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大辞林 第三版の解説

かすめる【掠める】

( 動下一 ) [文] マ下二 かす・む
〔「掠る」と同源〕
すきをねらってすばやく盗む。 「すきをみて、カキを-・めてきた」
(多く「目をかすめて」の形で)ある人のすきをねらって、ちょっとした悪事をする意をいう。 「親の目を-・めて小金こがねを持ち出す」
今にも触れそうにして、す早く通り過ぎる。 「軒を-・めて飛ぶツバメ」 「台風九号は本土を-・めて通りそうだ」
ほんの一時、生じてすぐ消える。 「後悔の念が一瞬、脳裏を-・めた」 「大村の顔を、微かな微笑が-・めて過ぎた/青年 鷗外
ほのめかす。におわす。 「うとくおぼいたる事などうち-・め、恨みなどするに/枕草子 36
だます。欺く。 「上を-・むる証拠に若宮を奪ひ奏聞せん/浄瑠璃・松風村雨」

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

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