目利真御嶽(読み)みまうたき

日本歴史地名大系 「目利真御嶽」の解説

目利真御嶽
みまうたき

[現在地名]下地町川満

下地街道(国道三九〇号)から川満かわみつ公園に向かって約一〇〇メートルほど入った所にある。御嶽全体は小さな森の中にあり、石垣で囲われた敷地に五坪ほどのコンクリート造の籠り屋がある。イベはその後方で、香炉が三つ置かれている(平良市史)祭神は雍正旧記では「女神天仁屋大つかさ」とする。昔、天女の天仁屋大ツカサが川満かーんつ村の東方スミヤに天降りし、目利真按司の妻となっていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android