目糞が鼻糞を笑う(読み)めくそがはなくそをわらう

精選版 日本国語大辞典 「目糞が鼻糞を笑う」の意味・読み・例文・類語

めくそ【目糞】 が 鼻糞(はなくそ)を笑(わら)う

  1. 目糞が鼻糞を汚いといってあざ笑うの意で、自分の欠点に気づかないで他人の欠点をさしてあざ笑うたとえ。目脂(めやに)が鼻垢を笑う。目糞鼻糞。

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ことわざを知る辞典 「目糞が鼻糞を笑う」の解説

目糞が鼻糞を笑う

目糞が鼻糞をきたないといってあざ笑う。自分のことを棚にあげて、他人の欠点をあげつらうことのたとえ。

[使用例] その岩淵勘兵衛自身が十五年前に〈許し難いこと〉をしでかしている。目糞が鼻糞をわらうようなものではないか[井上ひさし*四千万歩の男|1986]

[解説] 助詞の「が」を欠く形が多用され、ややわかりにくいようですが、ことわざの表現としては、それによって印象が強まり、効果も高まっています。なお、日常の会話では、多くの場合、「目糞鼻糞だ」などと省略して使われます。

[類句] 猿の尻笑い

〔英語〕The pot calls the kettle black.(鍋がやかんを黒いと言う)

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