相馬永胤(読み)ソウマ ナガタネ

20世紀日本人名事典 「相馬永胤」の解説

相馬 永胤
ソウマ ナガタネ

明治期の実業家 横浜正金銀行頭取;専修大学学長。



生年
嘉永3年11月20日(1850年)

没年
大正13(1924)年1月25日

出生地
近江国(滋賀県)

経歴
彦根藩士の家に生れ、儒者安井息軒に学ぶ。戊辰戦争では藩の東征軍に従い各地を転戦藩命により鹿児島留学したのち、米国に留学しコロンビア大学、エール大学に学ぶ。明治12年帰国、司法省に入り代言人、ついで14年判事に任ずるが、辞して目賀田種太郎、田尻稲次郎らと東京専修学校(現・専修大学)の創立参与。18年横浜正金銀行に入り、30年頭取に就任。興銀監査役も兼任。39年退職して専修大学学長となった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「相馬永胤」の解説

相馬永胤 そうま-ながたね

1850-1924 明治-大正時代の実業家,教育者。
嘉永(かえい)3年11月20日生まれ。近江(おうみ)(滋賀県)彦根藩士の子。アメリカに留学,法律,経済をまなぶ。明治12年帰国,翌年田尻稲次郎らと専修学校(現専修大)を設立,のち校長。30年横浜正金銀行頭取,大正2年専修大初代学長となる。大正13年1月25日死去。75歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「相馬永胤」の解説

相馬 永胤 (そうま ながたね)

生年月日:1850年11月20日
明治時代の実業家;銀行家。横浜正金銀行重役
1924年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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