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看羊録 かんようろく

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世界大百科事典 第2版の解説

かんようろく【看羊録】

朝鮮,李朝の文臣姜沆(きようこう)が,日本の内情を秘密裏に本国政府に報告した文集。1598年豊臣秀吉の朝鮮出兵時に捕虜となり,京都伏見に幽閉されていた彼は,京都相国寺藤原惺窩との対話や,京都方広寺の耳塚のことなどを記録にとどめ,当時の日本を知るうえで興味ある内容が多い。1600年帰国した姜沆はみずからを罪人としてこの文集を《巾車(きんしや)録》と題したが,門人が漢の蘇武の節義になぞらえて《看羊録》と名付け後世に伝えた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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