真巌道空(読み)しんがん どうくう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「真巌道空」の解説

真巌道空 しんがん-どうくう

1374-1449 室町時代の僧。
応安7=文中3年生まれ。曹洞(そうとう)宗。はじめ密教をまなぶ。のち近江(おうみ)(滋賀県)に洞寿院を創建した如仲天誾(じょちゅう-てんぎん)の印可をうけ,同院の住持となる。晩年は養浩庵に退隠。宝徳元年8月15日死去。76歳。河内(かわち)(大阪府)出身。号は牧渓。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android