日本歴史地名大系 「真木山神社」の解説 真木山神社まきやまじんじや 三重県:阿山郡阿山町槙山村真木山神社[現在地名]阿山町槙山槙山の白好(まきやまのびやつこ)にあり、式内社。北方に遊免(ゆうめん)の山林、前方は字政所(まんどころ)の田野に槙山川が流れ、鎮座にふさわしい位置。祭神は真木山神・天児屋根命。旧村社。天正九年(一五八一)前までは現位置より西南約三キロの根組原(ねぐみはら)に鎮座。この辺一帯は白石(しらいし)山とよばれ、白石の神霊を祀ったものと考えられる。祭神を大山祇神とする(惣国風土記)のはそのためであろう。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報