真玉御嶽(読み)まだまうたき

日本歴史地名大系 「真玉御嶽」の解説

真玉御嶽
まだまうたき

[現在地名]平良市西仲宗根

西仲宗根にしなかそねの真玉にある。当地は漲水ぴやるみず港の東岸部、いわゆる人頭税石の約一〇〇メートルほど南方の海岸部であったが、現在は埋立により内陸化している。当御嶽の区域はほぼ三角形で、ブロック塀で囲まれ、域内にイスノキリュウキュウコクタンガジュマルイヌマキ、クバ(ビロウ)などが植えられている。御嶽には玉を頂いた門が設けられ、中央部にコンクリート造の拝屋(籠り座と称する)がある。その右手方向に位置するイベにコンクリート製の祠が設けられ、その前にステンレス製の大型の香炉が置かれている。また祠の右手のアコーの根本に一基、左祠の左に二基の香炉が置かれている。祭神御嶽由来記に「男女かねとの、まつめか」(金殿・マツ女)とあり、諸願成就の神とされる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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