真珠雲母(読み)しんじゅうんも

最新 地学事典 「真珠雲母」の解説

しんじゅうんも
真珠雲母

margarite

化学組成CaAl2(Al2Si2)O10(OH)2,脆(ぜい)雲母の一種。単斜晶系,空間群C2/c,格子定数a0.513nm, b0.892, c1.950, β95°,単位格子中4分子含む。葉片状集合体,双晶面(001),双晶軸(310)。劈開{001}完全,硬度3.5~4.5,比重3~3.1。真珠光沢,灰桃・淡黄・淡緑色。薄片中無色,二軸性負,2V40°~67°,屈折率α1.632, β1.643, γ1.645。K, Na, Mgを含まず,SiのAlによる置換によって原子価が釣り合っている。変成エメリー鉱床中にダイアスポア,コランダムなどと共生,雲母片岩中にも産出する。真珠光沢を呈するので,ギリシア語のmargarites(真珠)から命名。

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参照項目:脆雲母

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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