真迢(読み)しんちょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「真迢」の解説

真迢 しんちょう

1596-1659 江戸時代前期の僧。
慶長元年生まれ。日蓮宗帰依(きえ)して日迢(にっちょう)と号したが,のち天台宗に転じる。天海にまねかれ東叡(とうえい)山の幹事となるが,比叡山にもどり,近江(おうみ)(滋賀県)西教寺で念仏をひろめた。万治(まんじ)2年11月2日死去。64歳。京都出身。俗姓は斎部(いんべ)。号は舜統院。著作に「西谷名目鈔」「破邪顕正記」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android