真野寺(読み)まのじ

日本歴史地名大系 「真野寺」の解説

真野寺
まのじ

[現在地名]丸山町久保

真野谷にあり、真言宗智山派。高蔵山実相院と号し、本尊千手観音。真野の大黒様として知られる。境内の中興碑(宝暦六年)によれば、神亀二年(七二五)行基の開基。貞観二年(八六〇)慈覚が当地を訪れた際に本尊の面貌を彫刻し、諸堂伽藍を再建したが、建永元年(一二〇六)火災によりことごとく焼失、承元二年(一二〇八)に執権北条義時の寄財により再建されたと伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む