篤志(読み)トクシ

デジタル大辞泉 「篤志」の意味・読み・例文・類語

とく‐し【篤志】

[名・形動]志のあついこと。特に、社会事業公共福祉などに熱心に協力すること。また、その心や、そのさま。「篤志による慰問
「―な知己として丑松のことを」〈藤村破戒
[類語]ボランタリー自発的公共心公徳心犠牲犠牲的サービス献身献身的ささげる挺身ていしん捨て石利他利他心志願慈善有志殉ずるボランティア奉仕奉公寄与貢献裨益ひえき尽力尽くす骨身を惜しまず粉骨砕身身をにする身を削る骨身を削る命をささげるケアアフターケア篤志家

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精選版 日本国語大辞典 「篤志」の意味・読み・例文・類語

とく‐し【篤志】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ある催しや事業などに対するあついこころざし。特に社会事業などに熱心に心をよせ、協力援助する気持をもつこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「篤志博綜。尤好著述」(出典日本詩史(1771)三)
    2. [その他の文献]〔論語‐子張〕

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普及版 字通 「篤志」の読み・字形・画数・意味

【篤志】とくし

専心する。〔論語、子張〕く學びて篤く志し、切に問ひてく思ふ。仁、其の中に在り。

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