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睫毛内反/眼瞼内反 しょうもうないはんがんけんないはんEntropion

家庭医学館の解説

しょうもうないはんがんけんないはん【睫毛内反/眼瞼内反 Entropion】

[どんな病気か]
 俗にいうさかさまつげのことで、睫毛内反または眼瞼内反という病名で呼ばれます。子どものさかさまつげのほとんどは眼瞼内反です。どちらの場合も、まつげ(睫毛)が眼球(がんきゅう)のほうに向き、そのために角膜(かくまく)(黒目(くろめ))を傷つけたりします。
 まぶた(眼瞼)は、表面をなす前葉(ぜんよう)の部分と、内面をなす後葉(こうよう)の部分に分けられますが、この前葉と後葉の力のバランスが悪い場合に眼瞼内反がおこります。
 眼瞼内反は乳幼児にはよくみられるものです。下側のまぶたに生じやすく、まぶしがったり、涙が出るなどの症状によって両親が気づくことが多いものですが、健康診断で見つかることもあります。
 角膜(かくまく)障害があっても、異物感を訴えることは少ないようです。
[治療]
 一般的には自然に治癒(ちゆ)する傾向があるので、角膜障害が著明でなければ、手術を急ぐ必要はありません。角膜保護剤や抗生物質の点眼薬が使用されます。
 6歳以降で眼瞼内反の程度が強い場合には、手術を行ないます。手術は、短時間でできる程度のものですが、術後に再び眼瞼内反にもどってしまうことや、まぶたにしわができること(二重(ふたえ)まぶた)があります。下まぶたでは見かけ上、やや問題になることがあります。

出典 小学館家庭医学館について 情報

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