デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「矢部正子」の解説 矢部正子 やべ-まさこ 1745-1773 江戸時代中期の歌人。延享2年生まれ。京都で小沢蘆庵(ろあん)にまなび,伴蒿蹊(こうけい)と親交をむすぶ。江戸で熊本藩主細川氏の子女に和歌,書などをおしえ,のち京都にもどって尼となった。安永2年9月18日死去。29歳。美濃(みの)(岐阜県)出身。初名は久子。法名は恵静。家集に「矢部正子和歌小集」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例