知母(読み)チモ

デジタル大辞泉 「知母」の意味・読み・例文・類語

ち‐も【知母】

ハナスゲ根茎漢方で、消炎解熱利尿薬などに用いる。

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精選版 日本国語大辞典 「知母」の意味・読み・例文・類語

ち‐も【知母】

  1. 〘 名詞 〙 植物はなすげ(花菅)」の漢名。また、その根茎を用いた漢方薬。ちぼ。〔本草和名(918頃)〕

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漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典 「知母」の解説

ちも【知母】

漢方薬に用いる生薬(しょうやく)の一つ。ユリ科ハナスゲ根茎(こんけい)を乾燥させたもの。鎮咳(ちんがい)鎮静解熱利尿止瀉(ししゃ)などの作用がある。熱中症糖尿病湿疹(しっしん)に効く白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)気管支炎に効く滋陰降火湯(じいんこうかとう)咳(せき)を鎮め、痰(たん)を切るのに効く滋陰至宝湯(じいんしほうとう)などに含まれる。

出典 講談社漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典について 情報

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