知言(読み)チゲン

デジタル大辞泉 「知言」の意味・読み・例文・類語

ち‐げん【知言】

道理にかなった言葉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「知言」の意味・読み・例文・類語

ち‐げん【知言】

  1. 〘 名詞 〙 道理にかなったもっともなことば。
    1. [初出の実例]「称吾師友元公老師。則咸以復初之。可知言矣」(出典:丱余集(1409頃)下・復初説)
    2. 「天網恢々疎而不漏とは真に知言と謂ふべし」(出典:新聞雑誌‐五号・明治四年(1871)六月)
    3. [その他の文献]〔春秋左伝‐襄公一四年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「知言」の読み・字形・画数・意味

【知言】ちげん

表現真意を知る。〔孟子、公孫丑上〕敢て問ふ、夫子(ふうし)惡(いづ)くにか長ぜると。曰く、我、言を知る。我善く吾が然の氣をふと。

字通「知」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android