短艇(読み)たんてい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「短艇」の意味・わかりやすい解説

短艇
たんてい

人命救助船舶と陸上との交通や小荷物などの運搬等の用に供する小舟艇の総称。端艇とも書く。推進方式により、機関(動力)を用いる機動艇と、人力で櫂(かい)や櫓(ろ)によって駆動させる橈艇(とうてい)や櫓艇とに大別される。これらの艇の材質には、木材、金属(鋼やアルミ合金等)、合成樹脂(FRP等)などが用いられる。商船に備える端艇(とくに救命艇)の数や構造・設備等の具備条件については船舶設備規程、船舶救命設備規則に定められている。

岩井 聰]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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普及版 字通 「短艇」の読み・字形・画数・意味

【短艇】たんてい

小舟。

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