デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石井貞興」の解説 石井貞興 いしい-さだおき 1840-1877 幕末-明治時代の武士,官吏。天保(てんぽう)11年3月生まれ。久米邦武の義弟。肥前佐賀藩士。戊辰(ぼしん)戦争に出征,維新後,徳久恒敏(つねとし)とともに鹿児島藩校造士館にはいり,桐野利秋と親交をもつ。佐賀県の大属(だいさかん)となったが,佐賀の乱にくわわって敗れ,桐野のもとに潜伏。西南戦争で西郷軍に投じ,捕らえられて明治10年10月26日斬首(ざんしゅ)された。38歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例