石代(読み)コクダイ

精選版 日本国語大辞典 「石代」の意味・読み・例文・類語

こく‐だい【石代】

  1. 〘 名詞 〙 田畑貢租を金銀銭で代納すること。幕領では関東は畑方金納上方では三分の一銀納、奥州では半石半永の法が行なわれた。また、農民側から願い出て金納にすることがあったが、それを願石代納といった。石代納。
    1. [初出の実例]「段別一色石代旨被定之畢」(出典:東寺百合文書‐に・文保二年(1318)六月一四日・丹波大山荘一井谷百姓等起請文案)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む